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INTERVIEW #03

1ピースのBRADLEYが良い。
「やっぱり良かったやろ(笑)」

BRADLEY CUP 運営「親分」
ランクル40オーナー
寺田昌弘(てらだまさひろ)
寺田の親分

ランクル40は乗ると楽しいな

不思議やね。
ランクル40は今でもこんなに残っているのだから。
しかも、今や車両価格も高くなってきている。
こんなに古い車がそんなに高くなっているというのは、やっぱり、良い車だから高くなるわけでしょう。
誰も買わないのなら高くはならないはずだから。

多彩なランクルに接していて感じることのひとつは「ランクル70は完成している」ということ。
ひとつ例え話をすると、会社の経営者が、従業員の仕事用にとランクル70を買って与える。仕事が止まってはいけないから。
その一方、経営者自身は40に乗っていたりする。
「俺のクルマは趣味で選んでいい。仕事は任せてる(笑)」。
40には、そんな魅力があるんだよね。

ランクルの魅力を後世に伝えていくことが仕事のようなもの

自分たちがランクルに関わる様々な活動をしているのは仕事のようなもの。後世に伝えていきたい。
ブラッドレー杯を始めた当初は10~20台ぐらいしか集まらなかった。
参加台数が徐々に増えて50~60台になった頃、ランクルの参加台数はたったの3~4人ぐらい。
ランクルの魅力を伝えたいって気持ちがあるから「俺らがランクルで参加して活躍しなかったら、ランクルが売れない」って考えたわけ。

年間4戦ぐらいのシリーズ戦をやったとき、参加して最終的に優勝できた。
表彰台の一番上に乗って他の車に言ってやったのよ。
「ランクルに負けるなんて思ってなかっただろう。悔しいやろ」と。気持ちよかったでぇ(笑)。
そうして今ではランクル系だけで開催して120台ぐらい集まるようになった。同じ土俵に乗れるのはランクルだけってわけや(笑)。

1ピースのBRADLEYが良いとみんなに勧めてきた。やっぱり良かった

車のバランスを考えると、タイヤは大きいほうがデザイン的にカッコいいと思う。
だから15インチよりも16インチ。それぐらいがちょうど良い。
16インチの750Rサイズは探せば出てくる。これを履けば地上高が3cm上がる。そうするとヒットするところが少なくなる。
これがベストサイズだと思う。

「絶対に1ピースホイールが良い」と、昔からみんなに勧めてきた。
やっぱり、1ピースホイールのBRADLEYが定番的になって、みんなが買っている。
少し前、当時のメーカー社長に言ったことを覚えているよ。
「1ピースを造り続けて、やっぱり良かったやろ」と(笑)。

BRADLEY 40TH ANNIVERSARY